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究極の墓じまいマニュアル

1.家族親戚間で墓じまいについて話し合いをする。


 家族や親戚間で墓じまいについて話し合いをするときには、相手の意見を尊重し、解決策を提案することが大切です。

①意見を聞く

最初に、家族や親戚の意見を聞きましょう。墓じまいについての意見は人それぞれ異なるため、まずは各人の考えを尊重し、それぞれの意見を聞き出すことが大切です。

②事情を説明する

次に、墓じまいをする理由やその背景について説明しましょう。例えば、墓じまいをすることで費用や手間を削減できることや、墓地の維持管理が困難になっているなどの理由があるかもしれません。事情を説明することで、他の人も納得しやすくなります。

③解決策を提案する

家族や親戚の意見や事情を踏まえた上で、解決策を提案しましょう。例えば、墓石を他の場所に移す、遺骨を納骨堂や永代供養墓に移すなどの選択肢があります。どのような方法がベストかは、家族や親戚で話し合って決めることが重要です。

④決定を共有する

最後に、話し合いの結果得られた決定を共有しましょう

2.寺院・霊園等の管理者に墓じまいの申し入れを行う。

   

  手順に従って、寺院や霊園の管理者に墓じまいの申し入れを行い、適切に手続きを進めることが大切です。

①事前に電話で確認する

 正式な墓じまいの申し入れをする前に、事前に電話で寺院や霊園の管理者に申し入れの意向を伝えることが望ましいです。申し入れにあたり、手続きや手続きに必要な書類について確認することも忘れずに行います。

②必要書類の準備

 墓じまいをする場合、寺院や霊園によって必要書類が異なる場合があります。例えば、戸籍謄本や本人確認書類などが必要になることがあります。必要書類がある場合は、事前に準備しておくようにします。

③管理者に申し入れる

 必要書類を準備した上で、寺院や霊園の管理者に直接申し入れを行いましょう。申し入れの際には、墓じまいをする理由や方法についても詳しく説明するようにしましょう。また、墓地の状態や更地化工事に必要な費用についても確認しておくことが重要です。

④手続きを進める

 管理者からの回答によっては、手続きが進む場合もあれば、他の手続きが必要になる場合もあります。必要な手続きについては、管理者に確認し、適切に手続きを進めるようにします。

3.改葬先の墓地を探して契約する(新規に墓石を建てる場合はデザイン等を決め発注する) 


 改葬先の墓地を探すには、まず周囲の霊園や寺院からパンフレットを取り寄せてみることをお勧めします。また、インターネット上で検索することも有効です。以下は、墓地を探す際に考慮すべきいくつかの要素です。

①価格:墓地の価格は、場所やサイズなどの要素、もしくは普通墓地、永代供養墓、期限付き墓地、樹木葬などの種類によっても異なります。予算に応じて、適切な価格帯の墓地を探す必要があります。

②場所:家族や友人がアクセスしやすい場所にある墓地を探すことが重要です。また、近隣の環境や景観なども考慮する必要があります。

③サイズ:墓地のサイズですが、広い区画はそれなりの使用料、管理費がかかります。また工事費も面積に比例するので、予算に合わせて選ぶ必要があります。

④種類:昨今は、少子化の影響で墓地の承継者が不足しています。そのため承継者がいらない永代供養墓や樹木葬が多くつくられています。また、海上散骨などの選択肢も考えられます。普通墓地のほか、様々なシステムの墓地が売り出されていますので、よく説明を聞いた上で決定しなければなりません。

④管理体制:墓地の管理体制について調べることも重要です。墓地が適切に管理されていることは、亡くなった方の尊厳を守る上でも重要です。

⑤規則:墓地には、さまざまな規則があります。墓地を選ぶ前に、墓地規則を理解し、自分のニーズに合わせて適切な場所を探す必要があります。

契約する前に、複数の候補を比較検討し、熟考することをお勧めします。また、墓地規則をよく読んで、契約条件や注意事項を理解したうえで契約するようにしてください。

4.改葬先の墓地で受入証明書をもらう。 


 改葬先の霊園、寺院墓地から受入証明書をもらいます。この書類は改葬許可申請をする際に必要となります。

一般的に、この証明書には以下のような情報が記されています。

①墓地の使用者および管理者の名前、住所、電話番号

②墓地区画の番号と面積

③墓地の使用許可書または契約書の番号

④墓地の使用者または管理者の署名と日付

5.役所に改葬許可申請書書式を取得する。 

 改葬許可申請書の書式は各自治体によって異なります。そのため、現在、墓地がある市区町村の役所ホームページ、または担当窓口などに問い合わせることをおすすめします。

最近は、役所のホームページから書式をダウンロードできる場合が多くなっています。

6.現在の墓地から埋蔵証明をもらう。 

埋蔵・収蔵証明書は、改葬許可申請書に添付する書類であり、埋葬若しくは埋蔵又は収蔵の事実を証明するため、墓地又は納骨堂の管理者に発行してもらいます。なお、改葬許可申請書書式に管理者の証明欄がある場合は、そちらへの署名捺印で、埋蔵証明書に代えることができます。(埋蔵証明は有料の場合があります)

7.改葬許可申請書に必要事項を記入し、受入証明書、埋蔵証明とともに役所へ提出する。 


 改葬許可申請書には以下の必要事項を記入します。

①死亡者の本籍:死亡者が死亡した時の本籍を記入。

②死亡者の住所:死亡者が死亡した時の住所を記入。

③埋葬または火葬の場所:死亡者が現在、埋葬されている所在地及び名称を記入。

④埋葬または火葬の年月日:死亡者を埋葬または火葬した日を記入。

⑤改葬の理由:改葬をする理由を記入。

⑥改葬の場所:改葬先の墓地等の所在地及び名称を記入。

 ※受け入れ先を確認できる「受入証明書」または「墓地使用許可証」や「永代使用許可証」等をもっていく。

⑦死亡者との続柄:死亡者からみて申請者との続柄を記入。

⑧墓地等の管理者:埋蔵・埋葬されている墳墓のある墓地または収蔵されている納骨堂の管理者に証明してもらう

⑨墓地使用者等承諾欄:申請者が墓地の使用者でない場合、墓地使用者に記入・押印してもらう。


改葬許可申請書の書き方

8.改葬許可証をもらう。 

 現在の墓地がある市区町村から改葬許可証を受け取ります。処理期間は、すぐその場で発行されることもあれば、数日間を要することもあります。

9.現在の墓地から遺骨を取り出し、墓地は解体撤去する。 


 改葬許可証を墓地管理者に提示し、お墓の閉眼供養をしていただき、遺骨の取り出しと墓地の解体撤去を行います。作業は、石材店もしくは霊園職員が行います。寺院や霊園においては指定石材店制度がとられているところが多く、その場合、他の業者に依頼することが困難です。寺院受付や霊園窓口で確認することが必要です。

費用は遺骨の取り出しが1万~5万円、墓石の撤去・更地化工事費用が8万~15万円(㎡あたり)かかります

10.新しい墓地に改葬許可証を提出して納骨する。

納骨式の際には僧侶へのお布施が必要です。

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